こんにちは。
副業会社員のnemo(@nemo_biz)です。
会社は大きくなくても良い。
膨大な広告費、多くのセールスマン、綺麗なオフィス、会議も事業計画もいらない。
小さな所帯で、シンプルに、迅速に、臨機応変に。
世界的なスタートアップ企業である『ベースキャンプ社』の創業者とカリスマ開発者が主張する、インターネット時代における仕事術について解説します。

nemo
- 民間企業で働く普通の会社員
- 副業で仮想通貨の投資を始める
- 副業年収200万円を達成
- ブログ歴3年
従業員が少なくても、事業は大きくできる
企業の信用を測るのに、一般的に従業員数が目安の1つとされますが、従業員の多さが、事業の規模を最大化するとは限りません。
従業員が少なくとも、大きな事業を手がけることはできます。
Webアプリケーションを提供する、『ベースキャンプ社(旧:37シグナルズ社)』は、それを実践している企業です。
16名(2010年時点)という小規模にも関わらず、世界中で数万社の企業で導入され、年間数100万ドルの利益をあげるようになりました。
二度の不況、バブルの崩壊、ビジネスモデルの変化、そして暗く縁起の悪い予測が到来しては去っていくのを経験したが、僕たちは利益をあげる企業であり続けた。僕たちは会社を大きくせずに、小さな企業やグループが楽に仕事できるようなソフトウェアを開発している。世界中で300万人以上の人たちが僕たちの製品を使っている。
書籍『小さなチーム、大きな仕事 働き方の新しいスタンダード』
「御社の従業員数は?」と聞かれた際に、100名を超えていると答えれば、「凄いですね!」となり、数名の場合は微妙な反応になりがちです。
しかし、テクノロジーの進化した世の中では、従業員数が多いからといって、企業の事業規模が大きく、利益体質の良い企業とは限らないのです。
自分に必要なモノをつくる
それでは、「ベースキャンプ社のような、世界中で利用される製品やサービスをつくるべきか?」と言えば、必ずしもそうではありません。
重要なのは、自分自身が必要とするモノをつくるべきです。
37シグナルズでは、僕たち自身のビジネスに必要な製品を作っている。たとえば、僕たちは誰と話したが、次回はいつフォローアップする必要があるかを管理する手段が欲しかった。
書籍『小さなチーム、大きな仕事 働き方の新しいスタンダード』
誰にでも、日々の仕事や生活の中で、不便に感じている事があるかと思います。
掃除機のダイソンは、吸引力が弱まったり、交換するのが不便だと感じ、紙パックレスのサイクロン式掃除機をつくり出しました。
下取りアプリのキャッシュも、これまでのサービスでは当たり前だった、買取後の入金を、買取された瞬間に、即入金されるという画期的な方法で、ユーザー数を爆発的に伸ばすことに成功しました。
他人が困っていること知ることは、製品やサービスを作りだすヒントになりますが、1番のヒントは、自分自身が抱えている中にあるものです。
つくることから始める
ヒットした儲かる製品やサービスを知った時、「自分も同じアイデアを持っていた」と思うことはありませんでしょうか?
自分もやっていればと思っても、思うだけと、実際に行動するのでは大きく異なり、取り組む人の背景やリソースも違うことから、上手くいくとは限りません。
あなたのアイディアにはそんなに価値があるだろうか。売ってどれだけの儲けになるか試してみることだ。たぶん、そんなに儲けはないだろう。作り始めるまであなたのすばらしいアイディアはアイディアにすぎない。それはみんな持っているのだ。
書籍『小さなチーム、大きな仕事 働き方の新しいスタンダード』
アイデアは、自分の頭の中に置いておくだけは、意味がなく、何も生み出すことはできません。
「自分もやろうと思っていた」とならないように、良いアイデアが浮かんだら、早速つくり始めていきべきです。
まとめ
企業規模が大きければ、人も金もあり、使える資源は豊富になりますが、だからといって出来る事が多いとも限りません。
色々な制約がついてまわり、フットワークが重くなるコトも沢山のあります。
重要なのは、自分の目指すべき企業の形や、最適な事業モデルを明瞭にし、それにあったサイズを選択するということです。
近年は、テクノロジーを活用し、仕組みを上手く整えることで、少数でも生産性の高い企業をつくり出すこともでき、大きなチャンスがあるといえます。
以上です。
参考書籍
