※本ページにはプロモーションが含まれています
書評『頭のいい副業術』無理せず効率的に副業を始める方法


こんにちは。副業会社員の”ねも“です。
今回、紹介する本は『頭のいい副業術』。
著者は、中山マコトさん。
フリーランス成功実現アドバイザー兼コピープロデューサーとして活躍され、ライティングサポート、集客サポート、販売力増強サポートなどを手掛けている方です。
著書には『「バカ売れ」キラーコピーが面白いほど書ける本』や、「フリーで働くブーム」を牽引した『フリーで働く前に! 読む本』などがあります。
本書のポイントは、下記のとおりです。
- 無理せず効率的に副業を始める方法
- 自分に合った副業を見つける方法
- 副業からスタートして起業する方法
本書を読んで、気づきになった内容を、以降でまとめています。
会社が扱わない案件を請ける
本業で得られた知識や経験は、自分にとって重要なもので、かつ副業で活用できる資産になります。
「誰でもできるから大したものじゃない」
と思うかもしれませんが、どこかで必要としている人がいます。
たとえば、あなたの出来るコトを必要としている人の中には、会社の顧客対象にならないことがあります。
「同じだけ手間はかかるけど、売上が低いから、お断りしたい」
といった場合です。
こういった案件は、企業にとっては対象外でも、副業で請ける場合は、チャンスになります。
会社に不利益を与えることなく、自分の利益を得ることができます。
人脈があれば、人づて仕事をもらえたりできますが、そういった人脈のない場合は、クラウドソーシングサービスなどを利用しましょう。
収入だけじゃない!副業することの魅力
副業をする目的は、「今よりも少し収入が欲しい」がほとんどかと思います。
私もそうです。
ですが、収入を増やす以外にも、副業をする魅力があります。
会社以外で、自分の居場所や、存在価値を実感できる機会を得られる。
誰にも感謝をされず、たんたんと仕事をこなす毎日。
上手くできても褒められず、ミスをすれば怒られる。
とくに目標はなく、生活のため仕方なく仕事をしている。
極端な話ですが、似たようなことを考える人は、少なくないはずです。
副業を始めると、今までとは違う人たち、違う場所で、自分の価値を実感したり、新しい楽しみを得ることのできます。
もちろん、良いことばかりとはいかず、苦労することもあります。
ですが、今のライフスタイルにはない充実感を得つつ、収入も得る、という魅力があります。
副業のジャンル選びは普遍性が高いもの
副業のジャンルは、一時の流行りに影響を受けない、普遍性の高いものを選びましょう。
理由は、お分かりのとおり、流行りモノは廃れてしまうからです。
書籍『複業の思考法』でも、「確実性」という言葉で、似た内容を述べています。
息の長い副業を目指すなら、普遍性や確実性は必須です。
「普遍性の高いモノって何?」となりますが、例えば、昔からある投資は普遍性の高いモノになります。
さらに、投資の中でも、いろいろとジャンルがあり、株式や債券は普遍性が高く、暗号通貨などは普遍性が低いといえます。
暗号通貨の場合は、今後の動向次第で、普遍性の高いモノになる可能性はあります。
では、スキル面で言えばどうかというと。
文書などのモノ書きや、デザインやイラストなどは、普遍性の高いモノといえます。
AIの発達で、影響がでる可能性はありますが、前提として、その人が創作したもの自体に価値があるため、AIでつくられた模造品には価値はありません。
逆に、普遍性の低いモノの事例だと、物販が分かりやすく、たとえばマスクがあります。
パンデミックの影響で、在庫は枯渇、小売り相場も、破格の高さになり、転売ヤーが、フリーマーケットアプリを使い、暴利で売りさばくニュースもありましたね。
今では市場は戻りましたが、大量の在庫を残し、大損した転売ヤーもいます。
流行りに左右された、典型的な事例です。
上手く波に乗れば、大きい利益を期待できますが、リスクも大きいです。
好きよりも、続けられるかどうか
せっかく副業をするなら「自分の好きなコトにしょう」となりがちです。
それは間違いで、重要なのは「続けられるかどうか」。
「好きなコトなら、続けるのは簡単」と思うかもですが、「好きなコト=続けられるコト」とは必ずしもなりません。
会社の仕事を思い出すと良いのですが、「仕事だから」と好きと嫌いに関係なく、続けていませんか?
何でもそうですが、続けることで、利益の最大化を期待できます。
好きで続けているコトがあれば、それが理想ですが、優先すべきは続けられるコトです。
オリジナリティのある肩書をつける
副業で仕事を取るなら、オリジナリティでキャッチィーな肩書をつけましょう。
どのジャンルを選ぶにしても、先行者のいる市場で戦うことになります。
いわゆる、競争の激しいレッドオーシャン市場ですね。
レッドオーシャン市場の対義語に、ブルーオーシャン市場というのがあります。
競争がなく、チャンスに溢れている市場です。
そして、ブルーオーシャン市場は、レッドオーシャン市場のとは別にあるわけでなく、レッドオーシャン市場の中にあります。
つまり、レッドオーシャン市場の中にある、ブルーオーシャン市場をつくりだすのに、肩書を活用するのです。
例えば、本書の著者である中山さんの場合は、”フリーランス成功実現アドバイザー“と目につく肩書をつけられています。
Twitterで他の人のアカウントを見ると、個性的な肩書が色々あるので、参考にしてみましょう。
まとめ
本書からは、副業で成功するための方法が、マーケティング要素などを盛り込んだ、ビジネス視点で解説しています。
自分の強みから、無理なく副業を始め、肩書として分かりやすく落とし込む、すぐに取り入れていきたいですね。
タイトルには、「50代から自分を生かす」とありますが、年代問わず活かせる内容です。
以上です。